武蔵野市のリフォーム会社、リホームベースの山口豊です。

 

今回は、東京都狛江市の一戸建てリフォームの事例です。

こちらは、物件の売却にあたり各所をメンテナンス・修繕・リフォームさせて頂きました。

活かせる部分は活かして、破損や劣化した部分を中心にリフォームしました。

 

システムキッチンは、既存利用をベースに機器類を交換し、

扉や可動部分を補修・調整しました。

扉は、長年の経年劣化で劣化していましたが、上手く補修で仕上げました。

 

 

1Fのリビングダイニングは、内装のリフォームと共に、建具や床材等の表面仕上げで

劣化や破損のある部分を、補修して仕上げました。

こちらの年代の建物は出窓を設けるのが主流でしたので、リビングに2カ所出窓を設けていました。

台形ので出窓と、造作の引き違い出窓で連窓のコーナー部分はFIXになっていました。

最近の新築では見かけなくなりましたが、通常の窓よりも空間の広がりがあり、自然光の明るさも

確保出来ます。

ただ、断熱性能では劣る為、サッシメーカーも最近のデザインには用いないのだと思います。

(近年は省エネ・断熱がサッシデザインの基本だと思われます)

 

 

 

浴室は既存の物を活かして、設備機器類をメンテナンスしました。

在来工法の浴室で、建物の角の部分が出窓になっています。

当時は多く用いられた手法で、限られたスペースの浴室に広がりを持たせています。

 

洗面化粧台は新しい物に交換しました。

横幅75㎝の状態にピッタリの寸法で、出し入れに大変苦労しました。

(新築時も苦労しただろうに・・・先人達の苦労を想像し共有するのも、リフォームでよくある事です)

 

トイレは、内装をリフォームしてウォシュレット等の機器を新しくしました。

便器は組み合わせ式なので、ウォシュレットのみの交換が容易にできます。

各メーカーの最新便器は、2019年時点ではウォシュレットと便器の一体化での製品が主流になっています。

ウォシュレットは消耗品なので、部分的に簡単に交換できる事はメンテナンスの面では利点です。

 

  

 

バルコニーは床面防水をメンテナンスしました。

外装の定期メンテナンスおいては、防水部分は最低限必要です。

屋根塗装や外壁塗装・防水工事は、建物の維持という観点からはとても大切な工事です。

ただ、大きな改修コストの割には、室内や設備機器のリフォームに比べて「リフォームした実感」を

「快適になった」体感として感じにくい部分です。

(外から見て、きれいになったな~と感じる事はありますが)

「今すぐにやらなければ大変な事になる」というのは、よほどの状況に限られます。

(雨漏りし続けていたり、目に見えて腐食や劣化・破損がある場合)

ほとんどの場合は、劣化を進行させない為の、予防の為の工事です。

メンテナンス費用を計画的に準備頂き、計画的な実施をお勧めいたします。

 

ご覧頂き有難うございました。